セピロックオランウータンリハビリテーションセンターサンダカン方面
セピロックオランウータンリハビリテーションセンターは、オランウータンを野生に還すためのリハビリを行う施設です。
サンダカン郊外のセピロックの森は約4,300ヘクタールあり、オランウータンをはじめ、カニクイザルや、リスなどその他の野生動物が暮らしています。施設内はボードウォーク(木でできた道)を歩き、セピロックの森を散策します。
雨が降ったりすると、ボードウォークが濡れて滑りやすくなりますので、慎重に歩きましょう。1日に2度、プラットフォームにてフィーディングタイムがあります。10m程離れた所から静かに、バナナやスイカなどの果物を食べる姿を見守ります。特に子供のオランウータンは愛らしく、ずっと見ていても飽きないほど様々な表情を見せてくれます。中には、人に慣れているオランウータンもいて、ボードウォークまで降りてきたり、手すりの上を歩いたりする光景を目にすることがあるかもしれません。
オランウータンとは、マレーシアの言葉で「オラン=人」「ウータン=森」、つまり「森の人」と言う意味で、ボルネオ島とスマトラ島に住んでいます。また、オランウータンはペットとして人気で取引されたり、近年の急速なパームプランテーションの開発や、大規模な森林火災の発生のため、絶滅危惧種になっています。
入場料などの収入は、オランウータンの保護活動を支える収入源になりますので、機会があれば是非訪れたい施設です。
セピロックオランウータンリハビリテーション内は禁煙です。また、オランウータンはとても用心深いので静かに観察するようにしましょう。虫よけスプレーは、持ち込まないようにしましょう。動物にとって害になる可能性があります。荷物は入口付近のロッカーにしまいましょう。カニクイザルなどが、盗んだり壊したるする可能性があります。
セピロックオランウータンリハビリテーションセンター
- [Open]
- 9:00~12:00, 14:00~16:00
金曜日:9:00~11:00, 14:00~16:00 - [餌]
- 10:00, 15:00
- [入場料]
- 30リンギット
(18歳以下15リンギット) - [カメラ]
- 1台の持込みにつき、10リンギット
- [場所]
- サンダカンに到着後、車で約30分の所