タートルアイランド【セリンガン島】サンダカン方面

タートルアイランド1

  • タートルアイランド1
  • タートルアイランド2
  • タートルアイランド3
  • タートルアイランド4
  • タートルアイランド5
  • タートルアイランド6
  • タートルアイランド7
  • タートルアイランド8
  • タートルアイランド9
  • タートルアイランド10
  • タートルアイランド11

サンダカンの港からスピードボートで約50分(約40km)の所にある、セリンガン島・バックンガンクチル島・グリサン島の3島が、タートルアイランドです。 フィリピンとの国境近くのタートルアイランド、その中のセリンガン島には宿泊施設があり、ほぼ1年中ウミガメの産卵を観察することができます。 シーズン中(5月~10月)には1日に60匹以上のウミガメが産卵のために島に上陸します。

現在、ウミガメは全ての種がトロール漁やダイナマイト漁、卵の食用、人間の経済活動による環境の変化などの理由により、絶滅の危機にさらされています。マレーシアで見ることのできる、アオウミガメ (GreenTurtle) は絶滅危惧種、タイマイ (Hawksbil Turtle) は近絶滅種に定められています。

タートルアイランド、セリンガン島では、3つのプログラムがあります。
①ウミガメの産卵の観察、②卵の保護、③子ウミガメの放流です。

日が暮れるとウミガメはビーチから島に上がり産卵場所を探して、70cmほどの穴を掘り産卵をします。ウミガメの産卵中はライトを消し、サバパークスのレンジャーの指示に従いウミガメにストレスを与えないよう産卵の様子を観察します。
産んだ卵は、すぐに保護域に移され、レンジャーの手により埋められ、鳥やトカゲの餌食にならないようネットをかけます。最後に、生まれたばかりのウミガメをビーチから放流する場面に立ち会います。各プログラム中にはレンジャーによる英語での説明があります。

セリンガン島の宿泊施設には、ホットシャワー、ファン、クーラー、タオル、石鹸があり快適です。
昼はビーチで昼寝をしたりシュノーケリングをしたりして過ごします。シュノーケルの貸し出しは有料(マスク+フィン+シュノーケルのセットで、25リンギット / ビーチマット4リンギット)です。

晴れていれば17時頃から、夕陽がとてもよく見えます。18時以降はウミガメが産卵のため、島の付近に来るので刺激しないようビーチに出ることができません。

夕食後、レストラン内でレンジャーの「タートルタイム」の合図を、降ってくるような星空や蛍を見ながら待ちます。
朝も6時まではビーチへの立ち入りが禁止されています。ウミガメは夜から朝にかけて産卵にやってくるので、6時を過ぎてビーチに出ると、沢山のウミガメの足あとを見ることができます。また、運が良ければ産卵中のウミガメがいたり、レンジャーが見つけることができなかった子ウミガメが殻を破って海に向かって歩く姿を見れることもあるそうです。

※タートルアイランドに持って行った方がよいものは、虫よけスプレー、ウミガメの上陸を待つ間に読む本、日焼け止めなどです。ジュース(3リンギット)やビール(8リンギット)も購入可能です。
また、必ずトーチ(ライト)を持参ください。アクティビティーが夜ですので足元を照らす必要があります。

タートルアイランド【セリンガン島】

[入島料]
60リンギット
[カメラ]
10リンギット(ウミガメ産卵アクティビティ中)
[展示室公開]
18:30~21:00
[ビデオ上映]
19:00~19:20
[食事]
昼 12:30
夜 19:30
朝 6:30
[ビーチ]
6:00~18:00
[場所]
サンダカンに到着後、ボートで約50分の所

ページ先頭へ戻る