海洋公園のルール

コタキナバル沖の海洋公園で楽しく遊ぶために

  • シュノーケル

サピ島ビーチには、2012年12月現在、4つの看板が立てられています。

サバ州政府公園管理局が、注意を促しているルールで、コタキナバル沖、トゥンクアブドゥールラーマン海洋公園(TARP)で安全に、楽しく遊ぶためにとても大切なものです。

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ルール1 餌付けの禁止

  • シュノーケル

魚にパンをあげることを楽しみにビーチへお出かけになられる方もいらっしゃいますが、たくさんの人がそれをすると生態系が崩れてしまう危険性があります。また、魚に手を噛まれてしまうこともあります。

魚が人間に寄ってくることは、自然界ではありえない行動です。
人から餌をもらうようになると、魚は自分で食べ物を探すことを忘れ、且つ、本来の食べないものを食べるので、死んだり、大きく成長しすぎたりします。

ある種の個体数が増減すると、自然界の食と住のバランスが崩れ、その海域の自然が破壊されていきます。沖縄で、富栄養土流出のために、オニヒトデが大量発生している現象と変わりがありません。

各々の自己満足のために、自然を壊す行為は、やめましょう。


対策
餌づけされた魚は本来の自然な姿ではありません。
魚がよってくることも楽しいことですが、海の中の自然な真剣に生きる魚の姿を観察する楽しみを見つけてみませんか?

魚がサンゴやイソギンチャクに身を隠す姿、サンゴをついばむ姿、威嚇する姿、共生する姿は、とても躍動的で生命に満ち溢れています。そんな姿を観察するのが、海の中を観察する醍醐味と言えるのではないでしょうか。


ルール2 クラゲに注意

  • シュノーケル

コタキナバル周辺でも、クラゲに刺されたことによるアナフィラキシーショックにより、命を落とした事故が過去にあります。

クラゲのシーズンはあるわけではありませんが、だからこそいつ現れるか分からないクラゲには気をつけましょう。時々ハブクラゲなど、強いものも入ってきたりします。

一般的にクラゲへの対処法は、海水で触手を洗い流し、酢をかけて、痛みを中和させるのですが、クラゲの種類によっては、酢によって触手を刺激し、さらに重度のショックに陥ることがありますので、注意が必要です。


対策
ピッチリとしたラッシュガードやラッシュレギンスで、なるべく肌の露出を抑えましょう。特に抵抗力の弱いお子様へは注意が必要です。


ルール3 サンゴの上に立たないで!

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頑丈そうに見えるサンゴですが、サンゴによっては私たちが使うフィンが当たってしまっただけで、ポキっと簡単に折れてしまいます。また、岩と勘違いするようなハマサンゴもあります。

サンゴは生命の源でもありますが、とてもデリケートです。
上部にまったくサンゴがついていないハマサンゴを見ると悲しくなります。サピ島のサンゴは白化現象も見られずとても元気です。いつまでも、皆さんにそのサンゴの姿を見てもらいたいです。

サンゴが少なくなれば、魚も減ります。持続可能なアクティビティを行う為にも、サンゴに立ったり、しないように心掛ける必要があります。

また、サンゴの表面は鋭く私たちの皮膚がすれるとすぐに傷だらけになってしまいます。


対策
サンゴの近くで水中生物を観察する時は、手や足がサンゴにぶつからないように意識しましょう。サンゴの上に立つ必要がないようにライフジャケットを着用し、水面で休憩する方法をスタッフに確認しましょう。

※海洋公園は、潮の満ち引きによって、水位が大きく変化します。
潮が引いた時は、サンゴを傷つける可能性が多くなりますので、公園管理局により、ブイがが貼られますので、ライフガードなどの指示に従いましょう。


ルール4 深度に注意!

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サピ島のメインのビーチには遊泳エリアを示すブイがありますが、ブイの辺りの深度は2~3メートル以上になってそこから急に深くなります。

また、シュノーケルで一番事故が多いのが、足がつくかつかないかくらいの水深です。シュノーケル中は、足を水底に着かないように注意しましょう。


対策
対策:ライフジャケットを着用する。ブイの外には出ない。
正しいシュノーケル方法でシュノーケルを楽しみましょう。また、海に入るときはお酒は飲まないことも事故を防ぐために大切な事です。


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